動画編集用パソコン選び。中古か新品か、どう考える?(2025年版)

「動画編集を始めたいけど、どのパソコンを選べばいいか分からない…」 「サクサク動くPCが欲しいけど、予算は抑えたい…」

そんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。 この記事では、2025年6月現在の視点で、動画編集用パソコンの選び方を「新品」と「中古」、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら徹底解説します。あなたの目的と予算に合った最適な一台を見つけるヒントがここにあります。

1. そもそも動画編集にはどんなスペックが必要?

動画編集ソフト(Adobe Premiere Pro, DaVinci Resolveなど)を快適に動かすには、特に以下のパーツが重要になります。

  • CPU(プロセッサ):
    • 動画のエンコード(書き出し)速度や、複数のエフェクトをかけた際の処理能力を左右します。
    • 最低でもCore i5、第10世代以降が現実的な基準。動画編集を本格的に行うなら、i7、i9、またはXeonが理想的です。特にXeonは安定性と多コア性能に優れます。
  • メモリ(RAM):
    • 複数の動画クリップやエフェクト、同時に開く他ソフトなど、作業領域の広さに直結します。
    • 最低16GB。Adobe系ソフトをサクサク動かしたいなら32GB以上が基本です。最近では64GB以上の構成も増えています。
  • ストレージ(保存領域):
    • SSD 512GB以上が最低限で、1TBあれば動画素材やソフトの保存に安心です。SSDは読み書き速度が速いため、プレビューやファイルの読み込み速度に大きく影響します。
    • 大量の素材を保存する場合は、別途HDDを追加する構成もおすすめです。
  • GPU(グラフィックボード):
    • 動画のエフェクト処理、プレビューのスムーズさ、レンダリング速度に大きく貢献します。
    • 特にNVIDIA製の専用GPU(グラフィックボード)は必須。CPU内蔵のオンボードグラフィックだけでは、快適な編集は難しいでしょう。

2. 【新品】で動画編集用PCを選ぶなら?

最新性能とメーカー保証の安心感を求めるなら、新品のハイスペック構成が選択肢になります。

定番ブランド例:

  • mouse computer(DAIVシリーズなど)
  • HP(Zシリーズなどのワークステーション)
  • DELL(Precisionシリーズ)

最新モデルの傾向(2025年6月現在): 現行の最上位クラスでは、GPUにNVIDIA RTX A5000 Ada世代などのプロフェッショナル向け高性能カードを搭載したモデルが主流です。CPUはCore i7/i9や最新のXeon、メモリは64GB以上、ストレージはSSD 1TB超+HDDという構成が代表的。4K/8Kのマルチトラック編集や、複雑なVFX・3Dレンダリングなど、プロの最先端用途にも十分対応できます。

価格帯: このような構成だと、おおよそ40万円〜60万円以上が目安となるでしょう。


3. 【中古】で動画編集用PCを選ぶなら?当店でのグレード基準

では、予算を抑えつつ動画編集に耐えうる性能を求める場合、中古PCはどこまで使えるのでしょうか? 2025年6月現在、当店で取り扱っている動画編集向け中古PCは、お客様の用途に合わせて以下のような3段階に分類しています。

■ 最低限の「入門ランク」:

  • GPU: NVIDIA Quadroシリーズ(P2200、P4000など)
  • CPU: 第8世代以降の Core i5 もしくは Xeon
  • メモリ: 16GB〜32GB
  • SSD: 512GB前後
  • こんな用途におすすめ: 趣味で始める方、HD画質中心の軽い編集作業、シンプルなカット編集メインの方には十分実用レベルです。

■ コスパ最高の「ミドルクラス」:

  • GPU: NVIDIA RTX 3000/4000/5000シリーズ(※コンシューマー向け高性能GPU)
  • CPU: Core i7 もしくはXeon(第10世代以降が目安)
  • メモリ: 32GBが基本
  • ストレージ: SSD 1TBに加え、HDDを追加した構成も多くあります。
  • こんな用途におすすめ: 4K編集を試したい方、エフェクトを多めに使いたい方、副業やライトな商業制作にも対応可能な、非常にバランスの取れたクラスです。

■ プロも納得の「ハイエンドクラス」:

  • GPU: NVIDIA RTX A3000/A4000/A5000シリーズ(※プロフェッショナル向けRTX Aシリーズ
  • CPU: Core i7/i9 もしくは高クロックのXeon
  • メモリ: 64GB以上搭載機も多数あり
  • ストレージ: SSD 1TB以上、RAID対応モデルなど高速・大容量構成
  • こんな用途におすすめ: 商業用途の本格的な制作、4Kマルチトラック編集、VFXや3Dレンダリングなど、プロの要求に応えられるハイエンドモデルです。新品では手が出しにくい最高峰の性能を、中古なら手の届く価格で手に入れられます。

4. 新品と中古、どちらを選ぶべき?比較軸で考える

比較軸【新品PC】【中古PC】
価格高い(40万円〜)大幅に抑えられる(10〜25万円程度が中心)
性能最新・最先端の超高性能型落ちだが、動画編集には十分実用レベル
保証・安心感メーカーの長期保証、最新技術サポート整備済み・保証付き販売店なら安心。消耗品は要確認
初期設定・トラブル対応メーカーサポートが手厚いケースが多い基本的な対応は自身で、必要に応じてコミュニティや有償サービスも視野に
コストパフォーマンス△(性能は高いが高額)◎(必要十分な性能を安価に)
外観傷一つない完璧な状態使用感(小傷、テカリなど)がある場合も。機能は問題なし

5. まとめ:あなたの目的と予算に合わせて選ぶのが正解

動画編集用PC選びは、あなたの「どんな動画を作りたいか」「どれくらいの予算をかけられるか」によって最適な選択が変わります。

  • 趣味で動画編集を始める、副業でライトな制作を行う方なら、中古の「ミドルクラス」〜「ハイエンドクラス」の構成が断然おすすめです。新品の半額以下で、あなたの動画編集を強力にサポートする環境が手に入ります。
  • 商業制作の第一線で活躍するプロの方、8Kなどの超高画質素材を扱う方は、新品のハイスペックモデルも検討範囲に入ります。しかし、中古でもRTX Aシリーズ搭載のハイエンド機なら、十分その要求に応えられる場合も多いでしょう。

当店では、プロ仕様に耐えうる高性能な整備済み中古ワークステーションはもちろん、その他用途のPCも多数取り扱っています。
ぜひチェックしてみてください!

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この記事を書いた人

販売管理システムなどの開発を手がけるシステム事業として創業し、今年で25年目を迎えました。
その中で、中古PCリユース事業「PCアトリエ」を立ち上げてからは、10年にわたり、整備・販売に携わってきました。
業務用PCの扱いや整備技術を活かしながら、法人・個人問わず幅広いお客様に向けて、安心して使える中古PCをお届けしています。

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